■教祖様の教えを実践することによって変革を乗り切り事業が繁栄しました
それは、バブル経済崩壊の真っ最中で、日本経済もですが、私達の業界にも大きな変革が起こった頃でした。
祖父の代から私で3代目の魚屋でございまして、業界に入ってまだまだ10数年なんですけれども、業界の構造改革は時代のうねりの中で必然なんだろうと思います。私の父が経営する会社も、私の経営する会社も、経済状態が悪化し、大幅な赤字に苦しんでおりました。
過去の時代は、お腹を満たすために一つのものをいっぱい取って来て売ればよい時代だったかも知れません。需要が多くて供給が足りなかったからです。でも今はそうではない。いろんな買い手つまりいろんな需要がありまして、これがいいあれがいいと選ぶ時代です。
しかし私どもの業界はといえば、相変わらず古い構造になっていました。それを、会社経営をさせていただく中で、業界の構造を「より時代にマッチしたもの」にしていきたいと考えるようになりました。
私自身は、子どものころから病気がちな子どもでした。最初は健康の面から神霊教に入信させていただいていたのですが、大人になりこの仕事をするようになって、申し上げたような業界の問題に気付き、どうにかしたいと思っていたわけです。
幼少のころから自然と触れておりました教祖様の御教えによって、見えない力といいますか、「生まれ持った使命」として会社の経営をやらせていただいていると思うようになりました。
そして、これまでは健康面、個人面のことで祈願させていただいてきましたが、教会の方に仕事のことを相談したりしているうちに、「事業繁栄」を祈願させていただいていいのだということを知りました。
実際に、事業繁栄の祈願をさせていただいたことで、なんとも不思議なご縁が、次々と舞い込むことになったのです。
そもそも、御教えの中にございます根本思想を、事業繁栄ということで考えますと「花びらのおしべとめしべ」という考え方があります。これは社長やリーダーが(めしべ)を中心として社員たち(おしべ)がきちっと役割分担をして、それぞれが100%の力を出し切っていく、ということが重要であるということです。
そしてもうひとつが「共存共栄」の教えです。共存共栄と申しますと、私どもの業界でいえば、ひとつに「出荷」の部分、そして私の会社のように「中間」で生きている者、末端の「消費者」、その「すべて」が幸せになる、すべてが「共存共栄」できる、そういう道があるはずだと思うに至ったのです。
今悩みを抱えていらっしゃる会社の経営者の方々も、もちろん利益、収益を上げるということが経営者の責任であるとお考えになると思います。しかし、利益を追求していくことだけを考えると、相手との関係はいったいどうなる、精神的な部分はどうなるでしょうか。
そういうことを考えた時に、教祖様の御教えにある「共存共栄」がなによりも大切であることに気付いたのです。
お互いを生かし、生かされていくということが頭に浮かび、社会のために少しでもお役に立つことであればそれが幸せなことではないだろうか、と思います。そして、教祖様の御教えを実践するべく努力しているうちに、仕事における数々の不思議なご縁を頂いたのです。
事業繁栄の祈願をさせていただく前も、仕事のご縁はございました。しかしこんなに幅広く、こちらから営業も売り込みもほとんどしない状態でお話が来てお取り引きが始まるというのはございませんでした。
数社の中の一社として、競争をして、こちらからの売り込みをしてのお取り引きではなく、あちらからのお話で共存共栄へと導いていただいております。我々がきっかけになって業界が良い方向へ行っていただければと願っております。今では、とても営業が回りきれないくらいのお話を頂いております。
■「自分が動いているというよりも、目に見えない大きな力に動かされていると実感いたします」
私はこのたび、ある県の食材大使という役割を仰せつかりました。
生産地に行って、魚はもちろんなんですが、それ以外の食材に関しても、まっすぐ消費者の方にお届けするということを考えるような仕事を頂き、またもともと祖父の時代にご縁の深かった地域の流通に関しても、県が積極的に拡販していくような組織を作られたのですが、そことの御縁も頂いているのです。
申し上げましたように私は魚屋の3代目です。魚には特別な思いもございます。
世界の食文化の中で見ますと、日本の食文化における魚は、水揚げ量にしても生産量にしてもその消費量にしましても、また食べ方などという面から見ましてもとても多種多様、豊かな文化です。魚は日本の食文化の原点であるとも思いますし、それは世界を相手にしましても誇れることであると思います。
最近は何屋だか分からなくなるようなほど、畜産品や野菜等もあちらこちらからお声をかけていただいています。基本はもちろん魚屋なんですが、この時代にマッチした生鮮食品業界の構造をつくりたい、すべての方々との共存共栄を目指すこと、そういう役割を果たすこと、それが自分自身の使命なのではないかと思っています。
それもこれも、自分が動いているというよりも、目に見えない大きな力に動かされていると実感致します。
卸や小売(中間)が利益、儲かる商品ばかりを追求していこうとすると、第一次産業に従事しようとする人も少なくなってしまう。それでは日本の食文化の未来にかかわる。だからこそ「産地価格をあげ、消費価格を下げる」。きれいごとのように思えるかも知れませんが、構造全体を変えることで実現していく、ということを目標にしているわけです。そういう意味では、私どもの会社は、精神的にはとても豊かな会社です。短期的に大きな収益になるわけではありませんし、利益がすぐに上がる体質ではないのですが、皆さんに助けていただきながら、収益構造や顧客リスト、売り上げも、改善されていくということを実感しております。
神霊教には、仕事の繁栄に、明るい光を当てていただいていると思います。いえ、仕事だけでなく、日々の生活すべてにわたって見ていただいているという実感がございます。
困ったとき、なにかが起きたとき、仕事で大事なことを決めなければならないときなどに、常に思い浮かべられる教祖様という存在が心にあるということは、遠くでしっかり守っていただいているという、心の奥でそれを感じていられることが、一番ありがたいと思っております。
| -音声でお聴きいただけます- | |
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| 神霊教のラジオ番組 (H16.2.4放送) |
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